新人は20才そこそこ。ある職場の日本共産党支部の歓迎会。転勤された方など久しぶりの顔も集まって賑やかに。手作り料理が並んで話も弾みます。そこで先輩党員が語った、この職場の共産党支部誕生秘話とは……。
「しんぶん赤旗は読んでいました。」職場に入った頃のことを話す先輩党員のAさん。「組合活動にも参加しました。でも共産党がそこに居ないと、ちゃんと闘えない。」
そう思ったAさんは職場に共産党をと、いろいろ調べてみて、日本共産党の規約によると 2人で準備会、3人で支部が作れることを知ります。
「そうなんだ。同じ考えを持つ人がもう1人いれば準備会が作れるんだ。」そう思ったAさんはBさんに声を掛けます。
声を掛けられたBさん「実は私は共産党員なんだけど」。職場に共産党員はCさんも居ました。これで3人が集まります。
「うちの職場にも共産党支部が作れるじゃない。……あ、私も共産党に入らなきゃね。」そう、Aさん自身は共産党員になる方法が、それまで分からなかったそうです。
それから四半世紀。昨年入党の30才台に続き、今日は21才の仲間を迎え、この草の根の日本共産党支部は伝統を受け継ぎ、職場での闘いを支え続けています。